160802 油蝉鳴蜩

2016年8月2日、アブラゼミのマクロ撮影に成功しました。

油蝉も鳴蜩も、ともにアブラゼミと読みます。羽が油紙を連想させるため名付けられたという説や、鳴き声が油を熱したときに撥ねる音に似ているため『油蝉(アブラゼミ)』と名付けられた説などがあります。 近年、温暖化の影響でしょうか、ニイニイゼミやミンミンゼミといった小型のセミが姿を見せなくなり、代わって代わって午前中の主役はクマゼミになりました。午後は、代わらずアブラゼミです。
正午前、サクラの木にたくさんのアブラゼミが止まっていました。近づくと大概逃げるのですが、今日はどうしたことか10cmほどの距離になっても1匹も飛び立たないのです。 そんなわけで、極至近距離からのマクロ撮影となりました。
アブラゼミの姿自体は毎年見かけますが、こんなに近くで見るのは初体験です。 大興奮のひととき、33枚も撮ってしまいました。



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