151001 One Shot 2015.10

2015年10月のOneShotアルバムです。

10月3日(土)

還暦の誕生日を迎えました。干支が一周して暦がもとに還るから「還暦」。さあ、二周目のスタートです。
屋敷の一隅にある小柿が色づいてきました。これが結構な古木で、私の幼少時の記憶にもしっかりと登場してきますから、間違いなく戦前からあるものです。
10月5日(月)

この春に植え付けたツツジの葉にも紅葉が始まりました。
10月7日(水)

里の秋の朝は冷えます。
10月10日(土)

神戸布引ハーブ園の温室では、熱帯性植物を中心に綺麗な花が咲いていました。
10月13日(火)

刈り田の稲藁

乾燥した稲藁は、来年の畑作に利用されます。昔はこうした自然のサイクルがうまく機能していたのですね。今は基本的にコンバインで即時粉砕なので、ワラを残すための一手間が要ります。
10月15日(木)

おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうじゃないか
どこまでゆくんだ
ずっと磐城平(いわきたいら)の方までゆくんか


子どもの頃に読んだ山村暮鳥の詩です。
日の出から間もない時間と昼前の南東の空、雲を眺めながらふとこの詩を思い出しました。

10月16日(金)

モクレンの木に実が付いています。ほとんどはカラスなどの餌になるのですが、1つだけ巨大化したものが残っていました。鳥が食べ落としたのを見てみると、中に赤い種子らしきものがありました。
10月18日(日)

還暦を迎えた同級生と鹿児島へ行きました。
「薩摩富士」とも呼ばれる開聞岳は、日本百名山の1座です。左上は池田湖から望む開聞岳、右は長崎鼻から海越しに見える開聞岳、左はJR日本最南端の西大山駅からの開聞岳。
10月19日(月)

指宿温泉で朝を迎えました。錦江湾の向こうに大隅半島が見えます。日の出は6時30分ごろでした。

中段左の写真は、城山公園のクスノキです。樟は鹿児島県の県木で、これは樹齢400年の大木です。

あとの2枚は、桜島です。上は、鹿児島市からのフェリーで撮りました。左から北岳、中岳、南岳と並んでいて、北岳が最も高い部分です。最近ニュースになっている昭和火口は、南岳の裏側にあります。
左の写真は大隅半島側から撮ったもので、白いガスが噴き出しているのが確認できます。噴火警戒レベルは3でした。
10月25日(日)

コウヨウ、ススム。

上段、ブルーベリー。下段、ドウダンツツジ。
10月26日(月)

初霜

気象台は、きのう奈良で木枯らし1号が吹いたと発表しました。
今朝のテレビは、今秋1番の冷え込みと報じました。
里の田んぼは、初霜で白くなっていました。
10月27日(火)

今では滅多に見かけなくなった稲のはさ掛けです。種もみをとるためか、天日干しの高級米を作っているのか、目的は分かりません。
10月27日(火) その2

近くの神社の境内にある銀杏の黄葉がすすみ、そろそろ見頃を迎えています。
10月28日(水)

夏の間こまめに草刈りをしていた斜面に、リンドウの群落が出現しました。自然からのご褒美といったところでしょうか。
10月29日(木)

クヌギのドングリが顔を出し、野に落ち、やがて新しい「旅」が始まります。「旅」の多くは、それを餌とする動物に食べられることで終わりを迎えます。極々稀に、二世として芽吹くものもあり、親木の周りには昨年・一昨年の子どもたちが何本も育ちつつあります。



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