150703 マッターホルン

2015年7月4日夜から7日朝まで、憧れのマッターホルンに心酔しました。

マッターホルン(4478m)
7月2日21時00分、ゴルナーグラード(3089m)展望台で撮影。日の入り直前の夕照の中に、マッターホルンのシルエットが浮かんでいました。 夕焼けとマッターホルン。遅い夕食を中断しての撮影、十分にその価値ありです。
22時08分、陽が落ちたあとの空には星が煌めき始めた。3100クルムホテル・ゴルナーグラードの部屋の窓からは、正面にマッターホルンが見える。 7月3日5時54分、朝陽に照らされてマッターホルンの先端部分が赤く染まり始めた。
5時55分、モルゲンロートに染まるマッターホルンの先端。 6時00分、陽光がマッターホルンの中間部まで下りて来た。
6時05分、陽光はさらに下部にまで届いた。山全体が赤みを帯びている。 6時45分、昼間の光に変わった。斜光による陰影が、写真に奥行きを持たせてくれている。雲一つない晴天だ。
ツェルマット(1620m)からゴルナーグラードに向かう登山電車とマッターホルン。(9時52分) ゴルナーグラードから一駅下りるとローテンボーデン(2815m)。ここからリッフェルベルク(2582m)へ向かうハイキングの途中にリッフェルゼー(2757m。ゼーはドイツ語で湖のこと。)があって、きれいな逆さマッターホルンが見られる。
リッフェルのすぐ下にウンターリッフェルゼー(2740m)があって、ここもまた逆さマッターホルンが見られる。ちなみにウンターは英語のアンダー(下)で、名は地理的位置を表している。ついでながら、左手の岩壁はリッフェルホルンという山のもの。 11時05分、太陽はほぼ真上から岩峰を照らしている。マッターホルン頂上の薄雲が、火山の噴煙のように立ち上っている。
15時32分、ブラウベルト(2601m)からマッターホルンを望む。ここからは、マッターホルンの東壁と北壁がほぼ均等に見える。ブラウベルトは、スネガ・パラダイス(2300m)からロートホルン・パラダイス(3103m)に上がるロープウェイの乗り継ぎ駅になっている。 7月4日9時40分、シュヴァルツゼー・パラダイス(2582m)からツェルマットへ向かうハイキングの途中で撮影。マッターホルン北壁の裾が伸びている。右奥はツムット氷河で、灰色っぽい部分は氷河が流れ下ったモレーン。
マッターホルン北壁と氷河。 この辺りで見るマッターホルンは、ほぼ北壁だけの山だ。稜線がはっきりと見えるが、これが登山ルートでもある。イッテQのイモトさんもここを登った。もっとも、下山はヘリだったそうだが。
7月4日6時37分、ツェルマットの街を散策中に撮影。 マッターホルンの先端に、雲がハチマキ状の影をつくっている。



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